お仕事人の山口です。
生活支援サービスでは、お客様の『生活』を快適にすべく、多彩なサービスを行っております。
そこで必要となってくるのがスキルや知識、そして資格です。
約三年間で国家資格(又はそれに準じる)に6つ合格することができた個人的な経験から、コツのようなものをつかみつつあります。自分自身の整理を兼ね、それを皆様と共有できればと思います。
※取得資格:登録販売者、電気工事士(2種)、建設業経理士(2級)、宅地建物取引士など
(私の資格取得は先輩方が築かれた会社風土と、資格取得補助制度、そして妻の助力があってこそでした。恵まれた環境の人間が言うことですが、ご了承ください。)
①周りに資格取得の宣言を行う
私は意志力が強い人間ではありません。合格のためには周囲の協力が必要不可欠です。
時にはプライベートの誘いを断ってでも、勉強を行います。周囲が資格取得のことを知らなければ断りにくくもあります。
また、自分自身への信用を賭けることで、自分を動かすことができます。
結果、合格しても不合格でも経験となりますのでマイナスにはならないと自分に言い聞かせます。
②参考書は情報量よりもどれだけ厚みが薄いか(集約してあるか)
参考書については宅建士の際に、3種類ほど試しましたが、最後には最も厚みが薄いものを選びました。
資格試験では『合格』だけを目標とします。資格取得後に後に役に立つ勉強は資格取得後に行えば良い、と割り切り、『試験に問われにくい情報が掲載されていない』ことが重要です。
この手の薄い参考書はイラストも多用される傾向があり、理解も早いと感じます。
③参考書は最低4回読む
試験の難易度にもよりますが、まずは問われる知識の全体像を把握することが重要です。そのためには1~2回読んだだけでは記憶として残りません。脳は何度も触れた情報を重要であると認識し、記憶します。
そのためには最低4回は必要なようです。これよりも少ない回数では記憶できないと思います。
ここでは回数をこなすことが重要ですので、理解できない箇所は読み飛ばして大丈夫です。
試験の最低2週間前までに前述の回数を読み込みます。300ぺ―ジの参考書であれば、一日30ページ読めば10日で一回読めます。
逆算し、一日何ページ読めば目標回数となるかを考えます。
宅建士受験の際は一日最低80ページ読み、参考書・問題集を8回通して読みました。
④問題集は答えを繰り返し読み、暗記する
問題集(過去問を含む)も繰り返し解くことが重要です。しかし、参考書とは異なり『わからない』という壁があります。その壁に正面からぶつかるよりは、答えを見て壁の攻略法を覚えましょう。問題集は参考書と異なり、正解(理解)できている問題は繰り返し解く必要はありません。また、参考書を読んだ際に誤解していた箇所があると思いますので、適宜参考書に戻り、理解を深めていきます。
⑤試験本部からの情報も重要
合格のために参考書・問題集のみに集中してしまうと試験本部が『何を問うか』という情報を後回しにしがちです。
参考書・問題集も当然それらの情報を考慮し作成されていますが、思わぬ発見・落とし穴があるものです。
※特に電気工事士試験の実技については失格となる基準が参考書よりもわかりやすく表記がありました。
⑥自分をコントロール・習慣づけ
勉強は自分との闘いです。そのためには睡眠はもちろん、精神的にも、『昨日よりは勉強した分成長しているはず』と自分に言い聞かせる必要があります。
上記の効率の良い方法を知っていれば、自分との戦いが少し楽になるかもしれません。
(結局は、『自分自身が一番学べる』方法が一番やる気になるのでは)
資格そのものは星の数ほど種類がありますが、自分のため、そしてサービスに直接役立つ資格は多くはありません。
努力が役に立つ可能性は高くはないですが、資格の勉強以外に『自分の時間を使って将来役に立てる』ことも多くはありません。
ここまで書いておきながら、ですが、勉強方法には正解はありません。
私のように『合格のみ』を目標にする方もいれば、長期的な自己啓発・家族や社会のための勉強の目標として資格取得を目指される方もいらっしゃいます。
コロナ禍でおうち時間が増えている昨今、一時は中止となっていた資格試験も再開されつつあります。
過ごしやすい気候のこの機会に、資格取得を目指すのも、人生の充実の一つの手段かと思います。
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